【コロナ対策にもなる⁉】新型コロナ重症化の仕組み&健康法~生活編~

コロナ報道が日に日に加熱していく昨今、だんだんとコロナの正体も解明されてきているようですね。
メディアではどこで何人感染者が出たなどと不安を煽るような報道ばかりが目立ち、今私たちが何をするべきなのかを正確に伝えてくれていないように思います。

私たちに今必要なのは、コロナに罹らない身体づくりや罹った場合にきちんと経過させる免疫作りだと思います。
今回はコロナの情報のまとめと共に、前回から引き続き私が実践している健康法の【生活編】をお伝えしていきます。

初めてBlogをご覧になる方はまずこちらから



目次

文章の方が細かに書いていますが、動画でも解説していますので良ければ見てください。

新型コロナウイルスとインフルエンザの感染経過の違い

テレビなどのメディアではあまり取り上げられませんが、YouTubeやFacebookなどでは感染の度合いの違いなどで比較対象としてインフルエンザがよくとりあげられています。
前回のブログでご紹介した中部大学の武田教授もそうでしたね。
インフルエンザと比べると、死亡者数はかなり少ないことがよくわかりました。
しかし、死亡者数の多いインフルエンザはここまで騒ぎ立てられることなく、毎年当たり前に感染者が出ているのにも関わらず今回のコロナウイルスのこの騒ぎよう…
何か裏があるのではないか…と探ってしまいたくなりますが、まずは新型コロナウィルスとインフルエンザの感染について少し比較してみましょう。

 

【インフルエンザ】

  • 感染後、体内でのウイルスの増殖が速く2~3日で症状がでる
  • 高熱、悪寒、関節痛などの症状が出て、そこから2日くらいで抗体が作られる→lgM抗体(弱い)
  • さらに数日後lgG抗体(強い)が作られ、これによってウイルスは完全に封じ込められ回復に向かう
  • ここまででだいたい7~8日ほど、症状が出てからは4~5日ほどで治癒

【新型コロナウイルス】

  • 感染後のウイルスの増殖が遅く、症状が出るまでに数日~2週間ほどかかる
  • 微熱や咳などの軽い風邪症状が出(無症状の場合もある)lgM抗体(弱い)が作られるまで4~5日かかる
  • lgG抗体(強い)が作られるのは症状が出てから10日ほどかかる
  • 症状が出ても無症状や軽症の人が多く、ほとんどが1週間ほどで治ってしまう
  • 1週間後~急速に悪化して重症化していく人が2割ほどいる

 

新型コロナは体内での進行がとてもゆっくりなウイルスと言うことですね。

ちなみにインフルエンザを調べる抗体検査はlgM抗体を調べるようなので、インフルエンザは症状が出てから12~48時間以内、新型コロナウイルスは1週間ほどたたないと結果が出ないんだそうです。
コロナの感染を調べるのにPCR検査という病原体のDNAを増殖させて検出する検査法が用いられているようですが、こちらの検査は正しい結果が得られないことが多く(正しく判定できる割合は高くて7割、専門家によっては3~5割とされる)、不確実と言えます。
こういった事情から現在PCR検査に加えてCT検査も行うようですが、その場合検査費用は4万近くかかるそうです。

※抗体…病原体だけに反応して生体を防御するはたらきをするもので本体は免疫グロブリン(Ig)というタンパク質
※lgM抗体…免疫グロブリンM、B細胞から産出される抗体クラスの一つで病原体が感染してから最初に作られる
※IgG抗体…免疫グロブリンG、血清の免疫グロブリンの75%を占め血液や組織液に存在する、病原体を排除する力の主力

体を守る免疫システム

ウイルスから体を守る免疫システムは【自然免疫】と【獲得免疫】の2つに分かれます。

【自然免疫】はウイルスやゴミを処理していく白血球(好中球)、マクロファージや体内のお知らせ機関の樹状細胞、ガンなどに対抗するNK細胞の他、皮膚や体内に存在する常在菌などです。(この辺り“はたらく細胞”を見てらっしゃる方はわかりやすいと思います)

【獲得免疫】はヘルパーT細胞やキラーT細胞、B細胞といったリンパ球のことで、強い殺傷能力を持っています。

体内に侵入してきたウィルス・細菌などの病原体はまず体内をパトロールしている白血球やマクロファージに食べられてやっつけられます(貪食)
また、ウィルス・細菌に感染した細胞はNK細胞によって破壊され、死んだ細胞もマクロファージが食べて片付けます。


樹状細胞やマクロファージは貪食で得た病原体の情報を【獲得細胞】であるヘルパーT細胞やキラーT細胞に伝えます(抗原提示)


情報を得たヘルパーT細胞はキラーT細胞を発動し感染した細胞を攻撃したり、B細胞に抗体を作るように指示を出します。
同時にB細胞とT細胞が病原体の特徴や闘い方を記憶し、次の侵入に備えるのです。

こうした【自然免疫】と【獲得免疫】の連携により、私たちはウィルスや細菌などから身を守っているのです。
【獲得免疫】は【自然免疫】からの情報を得てから発動するため、動き出しに時間がかかるのです。
そしてこの橋渡しのタイミングがどうやら今回の新型コロナで重症化するかどうかという分かれ道になるようです。

新型コロナの重症化の仕組み

ウィルスは体内に入ると受容体を持った細胞に入り込み感染し、自分のコピーを作り出します。
どんな細胞でも感染するというわけでなく、ある一定の細胞だけが感染するということです。

今回の新型コロナの受容体(ACE2)を持つ細胞は肺と腸に多いそうです。
そしてこの細胞自体が体の免疫や炎症反応などをコントロールする酵素を持った細胞なんです。

詳しい説明をすると、
体にはRAS系(レニン・アンジオテンシン系)という血圧や水分量を調整するシステムがあります。
RAS系のはたらきは他にも色々ありますが、体の炎症や免疫反応もコントロールしています。

新型コロナがくっつく受容体(ACE2)はRAS系をコントロールするためのもっとも重要な酵素なのです。

体というものは様々なバランスで成り立っているもので、はたらきを活性化させるものもあれば抑制するものもあります。
この拮抗のバランスが崩れた時に病氣になるのです。

ACE2はもともとRAS系を抑制するはたらきかけをするので、炎症反応を抑制・免疫反応を制御しているのですが、新型コロナに感染し増殖するとこの炎症や免疫をコントロールする細胞が感染細胞となってしまうのです。


感染・増殖した細胞は【獲得免疫】によって破壊されますので、炎症や免疫をコントロールする機能の多くが失われ、免疫が暴走、重症化につながるという道をたどるわけです。

大切なのは自然免疫が正しく機能すること

コロナの感染がコロナウィルスそのものの脅威ではなく、自分自身の免疫システムの問題だと言えることがわかってきました。
獲得免疫が出動することで免疫暴走が起きるのであれば、その手前の自然免疫が正しくはたらいてくれることによって、重症化を防いで回復することができます。

先に記した

  • lgG抗体(強い)が作られるのは症状が出てから10日ほどかかる
  • 症状が出ても無症状や軽症の人が多く、ほとんどが1週間ほどで治ってしまう

でもあったように回復の時間から見ても、軽傷や無症状の方は自然免疫の力だけで回復したか、獲得免疫発動後すぐに鎮静化したということが言えます。
持病を持たれていたり、高齢者の方の重症化が進んだのはこういうからくりがあったからだったんですね。

自然免疫が正しく働けるようにするには、やはり普段の生活をきちんと送ること、ストレスを抱え込まないことなどが重要になってきます。
不要不急の外出を控えるよう要請が出て、様々な催しものが禁止、図書館や児童館も休館になり、ニュースでは暗い話題ばかり…
氣が滅入ってしまうかと思いますが、今こそ自分自身に目を向けてあげるときなのではないでしょうか?

テレビを消して、電子機器を遠ざけ、自分の内側を見つめてだただ呼吸をする…
それだけでも身体は喜んで反応してくれます♪

健康法~生活編~

前回に引き続き、私が普段行っている健康法をいくつかご紹介します。
ちなみに色々意識して生活するまでの私の平熱は35.2℃だったのですが、最近は36.8℃~37.0℃になっています。
人は変われるものですね。

    1. 厚着しすぎず、出すとこ出して温める要所は温める
    2. 足の鍛えのために家では布草履、外では自作の草履か足袋スニーカー
    3. 洗剤は肌にも環境にもやさしいものを
    4. 柔軟剤は使わずクエン酸を
    5. 石鹸やハンドソープは無添加商品
    6. 抗菌・殺菌極力しない
    7. 洗顔・歯磨きしすぎない、スキンケア基本しない、コスメもお湯で落ちるもので
    8. 家の雑巾がけはハッカの結晶を溶かしたお湯で
    9. 電磁波の出るような電化製品には電磁波除去シールを貼る

【1.厚着しすぎず、出すとこ出して温める要所は温める】
まず、大前提として身体は怠けるものです。
運動不足は怠けた結果ですし、そういったことでなくとも色んなものに頼りすぎると怠けてきます。
体温の調整についても同じことが言えます。
人は暑さを感じれば発汗し体温を下げ、寒ければ体を震わせて温めます。
暑いからと言ってエアコンをきかせすぎたり、寒いからと言って着込みすぎると体は自らの整える力を出さずに済むので怠けます。
そうすると少しの変化にも対応できないような鈍った身体になってしまうのです。

この前提を踏まえて、私は寒い時期厚着しないように心掛けています。
それでも温めるべき要所はきちんと温めるようにしています。
その場所は“首”とつく首、手首、足首です。
ですからオススメなのはネックウォーマー、アームウォーマー、レッグウォーマーです。

 

 

 

ちなみにアームウォーマーは肘から手首まで(指穴タイプは尚良し)、レッグウォーマーはふくらはぎから踵まで覆うと温かさが違います。
冬本番も手袋はせずにアームウォーマーで足元はレギンス+レッグウォーマーで指先は基本出しますが、どうしても寒い場合は呼吸で調整します。

【2.足の鍛えのために家では布草履、外では自作の草履か足袋スニーカー】
こちらも足をきちんと使って怠けないようにするために始めたことです。
施術に入って思うことは本当に足首・趾を使える人がいないということ。
これは靴下や靴が弊害になっているのだと感じます。
足首は姿勢の要であり、趾は足首を整える上で非常に重要な役割を持っています。

少しでも普段の生活でその動きをつけたくて始めたのが草履生活。
鼻緒を指先で握ることによって、歩くことが可能となるため自然と趾を使えるようになるのです。

様々な外用の草履を履いて試した結果、自作の草履が一番趾を使って歩けるという結論に至りました。
綿のロープで作っているのですが、足になじむまでは足裏が靴擦れします…
なのであまりお勧めできないのですが、改良の余地ありです。

【3.洗剤は環境にもやさしいものを】
自分たちやお客さまの肌に触れるものはなるべく自然に近いものを、という思いで使用しています。
我が家での洗濯洗剤は基本は“ベビーまぐちゃん”

 

カンブリア宮殿などでも紹介されていたのでご存知の方も多いかと思います。

プラスαで“マザータッチ”というミネラルの洗剤を使用しています。
こちらはミネラル水が汚れを落とすというもの。
ほのかにヒバの香りがしますが、洗濯後は匂いは残らない印象です。

 

【4.柔軟剤は使わずクエン酸を】
最近の柔軟剤は香りが強すぎて、鼻の利く私自身苦手だったりするので基本的に我が家では香りづけはしません。
少しアロマを垂らす程度です。
しかし、そのままだと洗濯ものがパリパリになりますので、防ぐためにクエン酸をいれています。
プラス干す前に洗濯ものを振り捌くとパリパリ防止になります。

 

【5.石鹸やハンドソープは無添加商品】
こちらも洗剤と同様、自然に近く余計なものが入らないものを選んでいます。
ハンドソープやボディソープは“シャボン玉”の“EMハンドソープ”“EMボディソープ”がお勧めです。

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シャンプー・コンディショナーはシャンプー解析サイトというサイトで昔調べて、余計なものがあまり入っていない“フィヨーレ Fプロテクト”という商品を使っています。
私の髪質にはとても合っていたようで、美容師さんに褒められることが多いのですが、この商品は美容師さんから言わせると「渋いの選びますね~」なんですと。

 

【6.抗菌・殺菌を極力しない】
最近は本当に増えた抗菌・殺菌グッズですが、細菌が悪いものだと思い込んでいませんか?
そもそも生物は細菌と共に生きている生き物です。
無菌室では生きられません。

ひとの体にもものすごい数の細菌が共生していて、それらが私たちを助けてくれているのです。
コロナの話で少し触れましたが、皮膚や体内に存在する常在菌も自然免疫の一つです。
抗菌・殺菌はこれらもやっつけてしまうことになります。
と、すれば抗菌・殺菌のし過ぎは自分の体を痛めつけることに繋がるわけです。
なので私は現在推奨されている手洗い・アルコール消毒に疑問を感じています…
やってもやらなくても罹る人は罹るし、罹らない人は罹らないんです。
その経緯が違うだけだと思うのです。

ちなみに手洗いは流水10秒でも十分細菌を流す効果があるそうですよ!

【7.洗顔・歯磨きしすぎない、スキンケア基本しない、コスメもお湯で落ちるもので】
こちらも極力常在菌を殺さないよう配慮した結果、行っているむしろ行わなくなったことです。
非常に時間が取られず楽です。
私は基本的に洗顔では水だけで朝に1回、メイクした日はお風呂でこちらもお湯のみ(たまに石鹸で)、歯磨きも夜に一度だけで過ごしています。
吹き出物も乾燥もなく、肌は褒められることも多く、虫歯は10年以上ありません。
もともと小児アトピーだったので、乾燥肌ぎみだったのですがスキンケアはせず水分補給で乾燥を防ぎます。

【8.家の雑巾がけはハッカの結晶を溶かしたお湯で】
こちらは抗菌が目的なわけではなく、虫よけ(主に黒いやつ)で行っています。
市販にある殺虫剤を使いたくなかった結果、こういった手段をとるようになりました。
雑巾がけの掃除は運動にもなるので毎日行っているのですが、その際に少量のハッカの結晶をお湯で溶かします。
その他、家のいたるところに盛り塩の代わりにハッカを置いて彼らを防いでいます。
また、夏には和室の長押の隙間にハッカを撒くとスッキリした清涼感のある香りと共に、体感的にも涼しさを感じられます。

【9.電磁波の出るような電化製品には電磁波除去シールを貼る】
前回の食事編で少し触れましたが電磁波が身体に与える影響を考慮し、電磁波が発生しやすい電子機器には電磁波除去シールを貼っています。
私が使用しているのは対話師講座の山内先生がお勧めしてくださったフラワーオブライフのシールです。
フラワーオブライフには様々なものへの浄化の意味がありますので電磁波除去にもつながります。

電磁波は目には見えないのでどのような効果があるかは測れませんが、心地よいと思えるかが基準だと思っています。
今後5Gが導入され電磁波の影響をさらに受けるようになると言われていますので、自分自身が使っていなくとも更なる対策が必要になりそうです。
導入を取りやめてもらうのが一番なのですけどね…

まとめ

コロナ騒動で様々な情報が飛び交う中、今まで考えもしなかった部分に触れることができたことは利点だと思います。
自分自身の身体や健康のこと、環境のこと、経済のこと、政府の在り方などなど…

これによって今後の考え方や自分の在り方が変わっていくようなら、今の時間は大きな転機の節目であると言えるのではないでしょうか。

報道に左右されて不安になるのではなく、まず自分を見つめなおし“どうすれば安らげるか、心地よいか”、“何を求めているのか”問いかけてみる時間を作ってみてください。
少し落ち着きを取り戻せるかと思います。

不安や緊張は免疫力を下げて身体の不調を引き起こします。
少しでもそういった感情をぬぐえるように私も身体の情報を発信していきたいと思います。

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